どうも好きになれない、デザイナー志望をターゲットにした商品
単なる批判です。
先日、人気ブロガーDavid Aireyさんの著書、デザイナーとして起業した(い)君へ。成功するためのアドバイスを読了しました。
タイトルから想像できる通り、当然これを読んでも起業はできません。
howtoではなく、心構えがかかれた自己啓発系の本ですね。
内容は、デザイン科の学生が飲み屋で語っていそうな、まぁよくある感じの内容です。
心構えとか、デザイナーはこうあるべきとか、マネジメントとか、契約とか、メンターとか、、、
ブログや本で収入を得るなんて、もうそれデザイナーではないしっ!
他の国で働いた経験はないので、はっきりとはわかりませんけど、、、
デザイナーってほとんどはBtoBですよ。
そんなもんで仕事がとれるか!!と。
BtoCならともかくですけど、、
未経験者が経験者から教わりたいことって、そういうことではないと思うんです。
現場に入らないとわからないことが多いですから。
有名会社に入れなければ、
普通、一生年収300万前後か、途中でリストラですよ。
会社員でも、ひろい意味での営業力を鍛えないと。
それとデザイン力と実績です。スペシャリストですから。
起業するならそれ以上に、です。
書籍というのは、肝心なことには触れないで、
これを読んだら誰でも成功できるかも?って思わせる内容にしてターゲットを広げないと、
儲けが出ないのかもしれませんけど、、、
こんな、悪い意味でのブロガーな内容でいいんですかね?
今後のデザイン界にとってよくないのではないですか?
読み終わってもやもやしたので、吐き出してみました。
気分を害されたらすみません。