講演と若いひと
もうひと月近く前ですが、
名古屋文理大学さまから講演のご依頼をいただきましたので、お話してきました。
講演内容については、伏せさせていただきますが、
講演後に学生アンケートのコピーをゆずっていただいて目を通したことと、
また講演後の質問を振り返えった、
その感想です。
今回ご依頼いただいたのは1年生向けの講演でした。
ですので、あまり実務的な内容を話しても役に立たないだろうと思って考えはじめたのですが、
何度考えても実務しか思いつきませんでした。
というのも、大学には私より見識のある大学教授の先生方が大勢いらっしゃいますからね、、
現役の私に話せて、先生方に話せない内容となると、実務しかない。。
そこで、切り口をかえて、他人事と感じさせないように工夫はしたのですが、、
予想を大きく外し、実務的で具体的な部分に興味をもってもらえました。
たとえば、
どこからどこまでが、私の仕事なのか、とか。
webのコンテンツについて、とか。
こんなこと同年代の友達や同業者からも聞かれたことはありません。
やる気がある学生さんが、こんなにも沢山いるのか!と嬉しくなりました。
それなりにがんばって仕事をしていますから、私も誰かに話したいんですよね、こういうこと。
私は34歳ですが、
まぁこの歳になると、
アクションを起こさないで口をだす批評家みたいな人だったり、
興味の範囲が極端に狭くなった人だったりも、多くいます。
(忙しいから仕方がないのは理解しています)
そのためか、
話を聞く態度、質問、そのリアクション、感想のすべてから、
学生さん達がキラキラ輝いているように感じました。
そう感じたのが、ひと月まえ。
またこのような機会がいただけたときには、もっと学生さんの役に立ちたい。
というやる気のバリエーションが一つ増えまして、
詳細はまだいえませんが、いまはこれまでやったことのない2件のプロジェクトに挑戦中です。
学生さんのためにと講演したつもりが、すっかりやる気をいただいてしまいました。
この経験もまた誰かの役に立てるかも、と思うとやる気もより上がります。
貴重な機会に感謝です。