HTTPSをSEOで優遇

グーグルから、HTTPSをSEOの評価とすると発表がありましたね。
技術者向けのブログではないので、簡単に書いておきます。

Google では過去数か月にわたり、Google のランキング アルゴリズムでのシグナルとして、暗号化された安全な接続をサイトで使用しているかを考慮に入れたテストを実施してきました。この実験ではよい結果が得られているため、ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。

グーグルとしては、HTTPSを推奨してゆく方針のようです。
HTTPSとは、SSLを使ってインターネット上で情報を暗号化して送受信できるようにしたもので、
個人情報やクレジットカード情報を保護するために、
ショッピングカートや、ログインが必要なサイトで使われていました。

それを、今後すべてのサイトに拡大していきたいようなのですが、
まだまだすぐにはいかない事情があるんですよね。

・コストがかかる
・HTTPSとHTTPは別ドメインの扱いになるので、当面順位が下がる可能性がある
・解析がしにくくなる(世の中のほとんどのサイトがHTTPSになるまで)
・でも、効果は限定的

簡単ですが、こんなところです。
詳しくは、こちらを

アクセス解析上、世の中の多くのサイトがHTTPSに変わったら、変更したほうがいいですが、
その導入時期については判断が難しそうですね。
今のところは、流入がおおい参照元が切り替えたタイミングでやるのがベストでしょう。
おそらく、コストも下がってくると思いますし、、

今後、SEO効果を高めるために、HTTPSにしましょう!という営業電話が増えそうですが、
今はまだ無視して大丈夫そうです。
(個人情報やクレジットカード情報を扱う場合は必要ですが、、)

最後に導入のヒントをメモしておきます。

・必要な証明書タイプを決定します: シングル、マルチ ドメイン、ワイルド カード
・2048 bit の証明書を使用します
・同じ安全なドメイン上にあるリソースには相対 URL を使用します
・他のすべてのドメインにはプロトコル相対 URL を使用します
・サイトのアドレスの変更方法について詳しくは、サイト移転に関するヘルプ記事をご覧ください
・robots.txt を使用して HTTPS サイトへのクロールをブロックしないでください
・可能な限り検索エンジンがページをインデックス登録できるようにします。Noindex メタタグの使用は避けます。